枚方市で逆プロポ案件が次々と。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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枚方市で逆プロポ案件が次々と。

枚方市では最近「逆プロポ」という手法も活用して公民連携を進めています。

 

 

逆プロポとは・・・

 

簡単に言うと、行政から民間にアイデアを提案して、民間が行政を選ぶという方式。

従来のプロポーザル形式は、複数の民間企業が行政にアイデアを提案して、その中から一つの民間企業を行政が選ぶという方式です。

従来のプロポーザル形式の逆なので、「逆プロポ」という名称です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

以前にこの逆プロポを知り、この手法はいいな~と思っていたので、枚方市で採択されていき、そこから新しい取り組みにつながっていることをうれしく思っています。

 

行政側のメリットとしては、費用負担がないことですね。場合によっては、企業からの寄付をもらうこともあります。企業の側はそれでメリットあるの?と思うかもしれませんが、企業も社会課題を解決したい、行政内部の実態を知って新規事業開発につなげたい、CSR・CSV的に社会貢献したいといった目的で資金提供やノウハウ提供をしているということです。

 

 

 

これまで、採択されたもの。

 

子ども食堂DX(一つ目×ワイヤレスゲート)

2つ目。×キムラユニティー

 

3つ目。×イーデザイン損保

 

全部でまだプロジェクトが10~15件くらいですので、そのうち3件枚方市が採択されているのは素晴らしいことだと思います。

 

 

私も担当課に案内しているというのはありますが、担当課が実際に手を挙げるかどうか、アイデアを出せるかどうかが大事だと思います。また、この逆プロポは、それぞれの企業が選考するため、それだけ枚方市の担当課が出しているアイデアが素晴らしいのだと思います。

 

今後も逆プロポ案件が出てきたときにほかの部署でも積極的に手を挙げていただきたいですね。

 

PFS/SIBなどの手法にも言えることですが、こういった新しい手法を活用すれば必ずしも成果が出せる、とまではわからないです。ただ、従来のやり方では行き詰まり感のあることは新しい手法でもチャレンジしていただきたいと思います。

 

 

 

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