LINEPay始まります!2020年から。スマートフォンを利用した新たな納付方法について | 前枚方市議会議員 木村亮太
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LINEPay始まります!2020年から。スマートフォンを利用した新たな納付方法について

2019年9月17日から各種委員協議会が開かれています。

 

そこで委員協議会で話される案件の中でも気になるトピックをこのブログで発信していきます。

この記事はインターン生の福井くんにまとめてもらいました。

 

 

今回のテーマは「スマートフォンを利用した新たな納付方法について」です。

 

LINEPayでの納付が2020年4月から可能になります。他にもなんとかペイはたくさんありますが、今契約している会社で拡充できるのはLINEPayとモバイルレジ、モバイルレジクレジットの3種類とのことです。今度契約更新する際は幅広い決算手段がどうかも判断基準になってくるのではないかと思っております。

 

政策等の背景・目的

 

現在日本ではクレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済の導入が急速に拡大しており、収納手段の多様化が進んでいます。

 

枚方市でも平成17年度から、コンビニエンスストアでの収納を実施してきましたが、この度スマートフォンを利用する決済システムを新たに導入し、納税者の利便性を向上させ、徴収率の維持・向上に努めていきます。

 

政策の内容

 

スマートフォンのカメラで納付書のバーコードを読み取り、3種類のシステムでの決済を可能にします。

 

対象となるシステムは、

・LINE  Pay(予めチャージされたLINE  Pay残高から決済、パスワード入力)

・モバイルレジ(利用する金融機関のインターネットバンキングによる決済、IDとパスワード入力)

・モバイルレジクレジット(クレジットカード番号を入力 別途手数料が必要)

上記3種類のシステムです。

 

支払いが可能になる税目は、

・市府民税

・固定資産税や都市計画税

・軽自動車税

・国民健康保険料

・後期高齢者医療保険料

・介護保険料

・保育所保育料

・留守家庭児童会室保育料

・し尿処理手数料

を予定しています。

 

事業費及び財源について

 

この政策に必要な事業費も解説します。

 

令和元年度から令和2年度までの厚生における事業費は90万3千円となっています。

内訳は、

・令和元年度

30万9千円(クレジット業務連動試験費用等)

・令和2年度

59万4千円(システム基本利用料)

となっています。

 

また、総務における令和元年度から令和2年度の予算は事業費910万8千円としています。

 

内訳は、

・初期費用 現計予算分

408万8千円(システム改修委託経費等)

 

債務負担分

244万8千円(啓発チラシ作成委託)

 

・運用費用

債務負担分 257万2千円(収納代行委託料)

となっています。

 

これらは一般財源から確保されますが、総務に関しては9月定例月議会において補正予算案を提出する予定です。

インターン生がまとめた際の感想

 

納税や住民サービスのための支払いをスマートフォンからできるようになることは、受け取る側と支払う側両方にとって効率的で便利なことだと思います。

 

現代はスマートフォンがとても普及し、生活に欠かせないものとなっています。一方で新たなトラブルも発生しており、今回取り入れるシステムも特にセキュリティという面は重要になってきます。

 

便利なものだからこそ細心の注意を払って活用したいです。皆さんも是非考えてみてください。

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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